下記に挙げたものは多くの人が思っていることや疑問ではないでしょうか。

・バレエしてる子ってみんな体柔らかいよね　　　　　　　　　　　

・子供を習わせたいけど体硬いので…大丈夫ですか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

・開脚とか全然ベタッと開かないけど開くようになりますか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

バレエってやっぱり「体が柔らかい」のイメージがありますね。
確かにいろんなところで目にするバレエダンサーはたくさん足が上がって、一般では考えられないようなところまで反ってて。小学校前後でバレエを始めている子供たちは前屈が得意なお子さんたちも多いですね。当時私もそうでしたけど。

でも、そうでもないと感じるのが、この20年くらいかけてハッキリしてきて、以前と比べると体というか体幹というか子どもたちの状態に本当に大きな変化が出ています。　　

その件については、また別の機会に、、、

子供の頃からバレエをしていた人も全くしてなかった人も、体の柔軟さは人によって全然違います。

子供の頃にやっていた人と大人から全くの初心者で始める場合を比べれば、柔軟性に少し差がある事実は多いと思いますが、全員ではないし、再開したら昔やってた頃よりずっと硬くなっている人もいます。ほぼ100％といっても過言ではないかと…

私のスタジオでは子供の前屈より大人の前屈の方が柔軟性に富んで綺麗に出来てるなぁ、と言う方が結構おられます。

子どもの頃からずっと続けている人は、それなりに硬くなっていくのを感じる現実もあります。
悔しいけど年齢には逆らえないっ　笑

ですが、体が若くなっていく人などこの世に1人もいないので、そこは素直に受け止めたほうが自分の体に優しく、そう言った考えの方が心身共に柔軟性が保たれて長く楽しくバレエを続けらると思います！
加えて、精神面が若々しい方はたくさんいらっしゃいます！！

それとは逆に大人から始めれば、ずっと動かして来なかったあらゆる関節を動かすことになるので、レッスン方法を間違えさえしなければ、今より柔らかくなること間違いなしです！

この
「レッスン方法を間違える」
と言うのは、

言い変えると
「レッスンの仕方がまずい」
と言うことで、

レッスンそのものもだし、筋トレやストレッチの仕方によっても大きな差が出ていきます。

さて、どうしたら柔らかな体を無理なく手に入れるのか！　　　

多分、みなさんご存知です！

「呼吸を大切にしながら、時間をかけてじ〜んわり」

これだけではないですが、呼吸って大切ですよね。

息をつめていると体に酸素が行き渡らなくなるので、痛い思いをしてギューギューとストレッチ、だけは絶対にやめましょう！
それと、身体の仕組みは少し分かって取り組んだ方がいいです。

私は姿勢調整師としても仕事をしています。
体のことを本当に知りたかったから学ぶ場を探し続けて今に至りました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて解剖実習を受講するチャンスにも恵まれました。

いろいろ学びを続けていると、体って本当に繊細だとつくづく思います。
痛いストレッチなんか何もしていないのに、関節が緩んだり、筋肉が緩んで動かしやすくなったりもします。

それと同時に、理想に向けてむやみにストレッチしたり、調子いいからと言って限度を超えてしまうと返って体を硬くして痛めてしまうことも。

当スタジオではイメージしやすくするために、レッスン中に骸骨模型や骨格・筋肉画像がたま〜に出てきますが、
やっぱり「百聞は一見にしかず」で、見た直後の取り組みや実際の動きが即変化するのが面白いくらいあります。
子供たちも結構楽しそうに見聞きしてくれます♡

・それに集中すること(ナガラ族はダメです！)
・呼吸を大切に
・ストレッチしたい部分にゆっくりじんわり時間をかけること
・良いイメージの理想はあった方がいい
・理想に向かって無理するのは絶対禁物

な感じでしょうか。
その加減は専門的な知識がないと難しいかもしれませんね。
とにかく自分の体に優しく向き合うことが大切です♡

ストレッチの仕方や、正しくい身体の使い方を学んで心掛けていたら

「バレエで体は柔らかくなります」

皆さんも、楽しく健康的にバレエを始めてみませんか？