タイトルは「街で見かける… 」と書きましたが、お友達、先輩後輩、先生、同僚とか、周りにいる方誰でも良いので考えてみてください。　　　　　　

姿勢の良い人って、何だか素敵に見えませんか？

元気で前向きそうで堂々としていて！
見ているこちら側も何だか背筋(せすじ)を伸ばしたくなるような。

？？？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そうです！
姿勢良くしよう！と声かける時に「胸を張って」とか「背筋を伸ばして」などのお決まりのような文句がありますよね。私もいつから聞いたか覚えていないけれど、どちらかと言えば子どもの頃には度々耳にして気がします。

あ、、、私の母校の小学校の校歌に
「かた〜を　な〜らべて　む〜ねを　はる〜♪」って言うフレーズ、あったあった！！

ところで私はどうかと言うと… 世間的には「良い姿勢ですね」と見知らぬ人から車内で声をかけられたりしてきた方です。
それはやっぱり幼い頃からずっとバレエをしてきたからでしょう。でも仲間と比較すると自分の姿勢はそんなに、って思っていますが。

美しいと言われるバレエ姿勢については微妙な捉え方があって「良い姿勢」なのか、そうではないのか、はたまた「バレエをすると良い姿勢になるか」などは一言では言い表せないんです。

どういうことでしょう？
これについてはあとで書きますね。

良い姿勢があるので、当たり前ですが良くない悪い姿勢もあるわけで。
まず第一に挙げられる代表的な悪い姿勢と言えば、

猫背！！

でしょうか。
あと他には体が斜めに傾いて机に向かっていたり、足首の怪我や股関節の不具合があって不均等に歩いてたりする、と言うのもある意味悪い姿勢と言えますね。片脚を組んで座っているのも良くない姿勢の代表でしょう。
これを読んでいる方の中には今挙げたもの全部に当てはまっている人もいるかも知れませんね。　　　　　　　　

私個人的には電車のシートでおへそが天井側へ向くように腰を滑らせて座っている人を見ると、ものすご〜く気になります。もう少しちゃんと座ろうよ、って。第一、車内を移動する方へも迷惑ですよね。

何度も重複しますが「良い姿勢」はその人のイメージも、見た人の気持ちも良くさせるような要素があるかと思います。
バレエをしている人に限らず、モデルさんや着物を着てプロでお仕事するような職業、伝統芸能の方たちもスッとした立ち姿や動作が美しいですよね。横に立たれたりなんかしたらこっちまで、背中を伸ばしたくなります。

良い姿勢、良くない姿勢を考えてみたら意外な発見があるかも知れません。

簡単にですが「良い姿勢」を説明しようと思います。

それは体を横から見たときに良い生理弯曲がある事です。

最近は色んなところで色んな情報が発信されているので、もしかしたらこれまでに何度も見聞きしてきたフレーズかもしれません。
聞いたことあるよ！と思った方も、へーそうなんだ、知らなかった！と言う方もいらっしゃるでしょう。

この生理弯曲、人間が立って生活をするためにはとってもとっても大切なものなんです。スポーツをされている方や既に良い姿勢に興味をお持ちの方は「腰へかかる負担が大きくならないよう衝撃を分散してくれる」なんて言う説明は受けたことがあるかと思います。

その生理弯曲を「どうだったら良いのか、良くないのか」「どのように良い状態を保つのか」についてはかなり専門的な話になってきますので、これ以降の説明は別の場所で直接お話を聞いていただければ、と思います。

私は姿勢調整師としても活動しています！
大学で学んだ事を、そして今もずっと定期的に学び続けていることで得られる最新情報なども加えて簡単で分かりやすく説明する機会も作っています。

ひとつ！この場でお伝えできる専門的な内容としては、始めの項目で書いた、「バレエ姿勢については微妙な捉え方がある」ということについてです。

　バレエをしている人は良い姿勢なのか？
　バレエをしたら姿勢が良くなるのか？

私はバレエを長年続けていますが、良い姿勢のことを詳しく知るまでは、バレエをしていると姿勢がいいね〜　と私自身が声を掛けられることに疑問を持っていました。

そして姿勢のことを学び続けていくうちにバレエと関連づけた事で分かってきた事は、正しく体を使ったうえで仕上がっていくバレエ姿勢は「日々の運動」としては心身共にとっても良いし、その姿勢自体も問題ないけれど、体に無理をして、見た目だけに捉われて作り上げるバレエ姿勢は決して体に良いものではないと言うこと。今後はバレエの世界にも良い姿勢の知識を得た指導者が増え、習う側も良い姿勢について知っている人が増えたらいいな、と思っています。長く健康でバレエ(好きな運動)を続けられます！

見た目に良いのと、本当に良い姿勢は違うのです。
良い姿勢で健康的に毎日を過ごしたい方、姿勢の正しい知識をお伝えします！